今まで何回ぐらい風俗店の面接を受けたのか、その数はあまりにも多すぎて自分でもさっぱりわからない。
そして自分からお断りした数もわからない。
ただよく覚えているのは、面接で落とされた経験が過去に2回あるということ。
風俗の面接で落とされるなんて普通はありえない。でも新宿のヘルスMの場合、私が落とされた理由は納得できるものでした。
新宿のヘルスM(仮名)に面接の予約を入れる際、私はいつものように自分にとって重要なことは確認してあったし、この店はわりと有名な老舗店だったのである程度の緊張感はあっても不安などはなかったんです。
もう働く気満々で面接に臨みました。
お店に着いて受付の人(たぶん店長さん)と目が合うなり
「あ、高橋さんね。うーん‥申し訳ないけどキミはうちには合わないよ。」と言われました。
ものすごいショック。挨拶もまだなのに顔見ただけで落とされた!?
呆然とする私に受付の人は言いました。
「ちょっとこれ見てくれる?」受付の人が指したところには、そのお店に所属している女のコたちの写真がズラーっと貼ってありました。
「うちのコってみんなこんな感じなんだよね。だからもしキミが入ったら浮いちゃうと思うんだよ。」その店の女のコたちは全員、金髪のような茶髪でド派手なメイク。
髪型も服装も
「私、一昔前の風俗嬢ですが何か?」みたいな、ちょっと怖い雰囲気も(笑)
「キミが悪いわけじゃないんだけどね、残念だけどうちは今こういう感じだから。せっかく来てもらったのに申し訳ないね。」確かに私はこのお店(の女のコ)とは馴染めないなって思いました。
お店のカラーと私自身が明らかにずれていたんです。
私の顔がどうとか性格がどうとかいう問題で落とされたわけではないのでちょっと安心、むしろ合格になっていたら後々困るのは私でした。
実はこの当時、風俗の求人はまだ雑誌の時代。
今のようにネットでお店の女のコをチェックすることができなかったんです。
これ以降はこのことを教訓として、
自分が働くお店を選ぶときは必ずその店の女のコをネットでチェックすることにしました。
チェック事項はいっぱいあるけど、どういう雰囲気の女のコが働いているかを見るのも私にとっては重要なことです。
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