そういえば、4度目か5度目の来店あたりから彼はなぜか射精をしなくなり、プレイ自体の時間も大幅に減った。
時間はたっぷりあるのに
「もうじゅうぶんだよ」と言って、彼はその後のピロートーク的なものを楽しむようになっていた。
裸で抱き合ったまま、彼の仕事の話とか大学時代の話とか最近観た映画の話とか、彼は私の髪を撫で、たまにキスしたりしながら色々なことを話した。
…って言うと、まるで恋人ムードな雰囲気だけど、そういうことも私にとっては多くのお客様とやっている日常的なプレイでしかない。
『エッチなことする時間が短いし抜かなくていいなんて楽な客だわ』と思いながら相手に合わせている。
当然、恋愛感情なんてものは無い。
また、
彼の方も私に恋愛感情を抱いているような素振りは一切見せなかった。3ヶ月ぐらい経った頃かな…
私の場合、お客様の年齢・性格・付き合いの長さなどを考慮して口の聞き方を変えていて、彼に対しては常に敬語で話していた。
善かれと思ってそうしていたんだけど、どうやらお気に召さなかったらしい。
「もう敬語はやめてよ。他人行儀で嫌だよ。」と言うので、私はタメ口(ためぐち)にシフトチェンジした。
タメ口だろうが敬語だろうが、彼は友達じゃなくてお客様なんだから距離感は変わらない。
でも、タメ口同士の会話は端から見ればフレンドリーだし、タメ口で話しかけられる方が距離感が縮まったような気になるのだろう。
彼は馴れ馴れしい話し方をするタメ口バージョンのはるかに親近感を持ったようだった。
-7へ続く-
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どうもありがとうございます。
K様のコメント、そのままブログの記事になりますよ。
もしK様がコメント内容のようなブログを始めたら、私毎日見に行きますよ!
○○先生のお話は納得です。
もちろん素晴らしいことと思いますが、私もまさに同じタイプでなので、褒めるのは手前味噌になってしまいます(^ ^;)
お客様もいろいろで、風俗での遊び方がわからず戸惑う方もいらっしゃるし、内向的な方や、もっと言えば、言語が不自由だったり意思の疎通がうまくできない方もいらっしゃいます。照れ屋さんや気分屋さんもいらっしゃいます。
なので、私の場合はいろいろケースに対応できるよう準備はしておくし、こちらから様々な提案もさせて頂きます。
生意気を言うようですが、私は、○○先生のような気配りは当然…と思っていたので、逆にそれができていない風俗嬢が多いということを知って驚きました。
> 初対面の場合は~
に関してはまったく同感です。と言うか、それができない女のコは風俗嬢失格!
ファスナーのお話、大変参考になりました。
正直言って、私はそこまで気を配れていませんでした(> <)
そのお店は指導が行き届いているのでしょうね、素晴らしいです。
今後はそういった男性目線のことにも気を配れるように頑張ります。
いつも本当にありがとうございます。