「ねえ、はるかちゃん。行く前に一つお願いがある。」「うん、何?」「本当の名前を教えてくれる?もしイヤじゃなければ…。」
「あ…、いいよ。」私は自分の本名(フルネーム)を教えた。
彼は私の名前を何度もつぶやいてニコニコと笑っていた。
「うん。こっちの方がいいよ。」「ありがとう。」彼に名前を呼ばれるとちょっとドキドキして嬉しくなった。
(
※注意※ 実際には彼はこれ以降はずっと私のことを本名で呼んでいますが、このブログでは便宜上“はるか”のまま進めます。)
「ねぇ。俺のことも名前で呼んでよ。」「うーん…わかった。でも急には変えられないよ。」私はこれまで彼のことを苗字にさん付けで呼んでいたが、確かにそれだと“いかにもお客様”だしよそよそしい感じもする。
かといって今この瞬間から急に名前で呼ぶのもなんだか照れてしまう。
「じゃ、今日は安全運転で行くよ。」「いつも安全運転でしょ。」二人とも笑っていたが、私はドキドキを悟られないように無理して笑っていたような気もする。
ガソリンは満タンだった。
車の中は掃除が行き届いていて女性の痕跡はなさそうだ。
会話をジャマしない小さなボリュームで何かのインストが流れている。
随所に彼の心遣いを感じた。
-34へ続く-
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○○○○ーちゃん、たしかに2件入っていました。すみません、きちんと読みました。
マットを知らないソープ嬢というのもなんだか不思議な感じがします(汗)
○○○○ーちゃんのコメントは短すぎるので、返信だけ読んでも私にはイマイチわかりにくいかもです(^ ^;)
ちょんの間というは、酷い言い方ですが不潔で時間が短いわりには料金が高い!?(私の解釈が間違っていたらごめんなさい)
ちょんの間のブログの方は、アダルト系のアフィリエイトリンクや怪しげな外部リンクが多すぎて、私には合わないみたいです。ある意味ゲテモノというのも頷けます。
ま、これもまた勉強です!
もう一つのブログは残念ながら探せませんでした。
女性が受付というお店は少ないでしょうね。
そういうお店で働いた経験は2店舗でありますが、私としてはとても働きやすかったです。
男性から見ると、どうなんでしょう…。
私はオーナーにはなりませんよ!なれませんし、全然興味ないです。
ですが、実は今、一線を退いてそういう裏方的なことをしています。
元々このブログも、風俗業界に携わる女のコ達が一日も早く普通の生活に戻れるよう願いを込めて始めたものなのです。
最近は方向性がずれまくっていてますが(笑)