そんなこんなで二人で私のパジャマを買いに行った。
彼は「俺が選ぶ」と楽しそうに見ていたが、男目線の変なものしか持って来ないので却下し、結局私が自分で選んだものを買ってもらった。
私はそれより下着を替えたかったので「下着を買いたいから」と言うと、彼は「それは絶対に俺が選ぶから」と張り切っていた。
でもそれは恥ずかしいし、売り場には他の女性もいたので彼には外で待っていてもらい、下着は自分で選んで自分で購入した。
私はそもそも自分の物を買うのに自分がお金を出すのは至極当然のことと思っているが、彼と一緒にいるときに私がお金を出したのはこのときが初めてだ。
「ねぇねぇ、どんなのにしたの?可愛いの?エッチなの?」「どんなのがいいの?」「可愛くてエッチなの!」「残念。可愛くなくてエッチじゃないやつにしちゃった。」「もーなんだよぉ。」子供みたいにはしゃいでいる彼と絡むのもまた楽しかった。
その後は天王洲アイルに行って少し散歩して、帰りはコンビニに寄って食料と私の歯ブラシを買った。
彼の家に戻ると、私はリビングのソファに座ってパジャマと下着のタグを外し、その間、彼はバスタブにお湯を貯めていた。
私は先にお風呂に入り、バスタブの中で脚を伸ばしてまた自分の体をあちこち観察して少し凹んだ。
お風呂から上がってリビングに戻ると彼はソファに座ってテレビを観ていた。
「はるかちゃん、ペリエ飲む?酒にする?」「ペリエがいい!」彼は私がペリエ大好きなことを知っているから、わざわざ用意しておいてくれたのだと思う。
「じゃ、風呂入ってくるね。」彼がお風呂に入っている間、私はソファに座ってペリエを飲みながらテレビを観ていた。
-89へ続く-
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嬉しいですか、小説の代わりにはならないでしょう(笑)
構成を練って読み手のことも考えて書かれた小説とは全然違って、
私のは日記に記憶を足してるだけですから(^ ^;)
おかげさまで暑さにも負けず、毎日元気にしております。
石川様もどうぞご自愛下さい♪