「はるかちゃん、そろそろ寝た方がいいんじゃない?」「うーん。ユウくんは?泊まる?」「はるかちゃんが眠ったら帰るよ。」
寝室に入ると彼は私をベッドに寝かせて自分は床に座った。
「はるかちゃん、いつか一緒に暮らそう。」「まぁ…そうね、いつかね。」「そう遠くない将来だよ。」「うん。」「それまで一人暮らし頑張れる?」「大丈夫よ。自分で決めたことだから。」「だよな。」今ここにいるのは普段の彼のようだった。
さっきのペットの話は恐かったが、私がいじめすぎて彼を壊したのかもしれない。
「ねぇユウくん、明日は一日家で仕事?」「基本そうだけど午後は出掛けるよ。」「じゃあ泊まれるじゃん。」「何?俺もコイツと一緒に寝るわけ?(笑)」彼は枕元に置いてあるでっかいクマのぬいぐるみの鼻をツンツンと突いた。
「違うよ、クマちゃんはユウくんの代わりだから。」私はクマのぬいぐるみをベッドから降ろして床に置き、彼のシャツの袖を引っ張った。
「ユウくん来て。一緒に寝よ。」そうして彼は私にベッドに引きずり込まれて一緒に寝る羽目になった。
体を寄せ合ってキスして、後はもうゆっくりと眠るだけ。
-102へ続く-
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でも私は93~101までの自分は大嫌いなんです。記事を書いてるときもそうでしたが、今読み返してもムカつきます!
石川様がムカついているその件に関しては、私も同感です。
もう既にネット上でボロクソに叩かれているので批判するのはそちらの方にお任せして、嫌なことはさっさと忘れましょう(^_^)