モラルが大事?規則が大事?一番大事なのは?
ずっと胸がドキドキしている。
モラルも規則もどうでもいい!
彼のことをもっと知りたい!
「私は…」感情が高ぶってまた涙が込み上げてきたがもう絶対泣きたくないと思い、唇を噛み締めてこらえた。
彼の不安げな視線を感じた。
ただじっと私の次の言葉を待っていてくれる彼の優しさが余計に辛い。
「ねえ、はるかちゃん。」彼は隣に来て私の肩を抱いた。
「俺、車で迎えに行くからさ。海を見に行こう。」私は唇を噛み締めたまま何度も頷いた。
彼は私の肩を抱いたまま、頭をコツンとくっつけてきた。
「ありがとう。」私は気持ちが楽になって体が軽くなったような気分だった。
二人とも黙ったまま、そのまましばらくくっついていた。
「ありがとう。」「こっちこそありがとうだよ。でも、もし気が変わったりしたら正直に言ってくれる?」「そんな心配しないで大丈夫。ってゆーか名刺捨てちゃったから連絡先わかんない。」「マジで!?」「うん。」「そういうことするかなぁ普通。」「普通じゃないもん。」彼はまたバッグの中の名刺ケースから名刺を取り出し、携帯のメールアドレスを書き込んで私にくれた。
「ありがとう、大事にする。」そう言いながらも私は自分の連絡先は教えなかった。
「ところで、はるかちゃんの家ってどの辺なの?」あぁ、そうか。この人は私がどこに住んでいるか見当もつかないのに「迎えに行く」って言ってくれたんだ。マジで?これってバカなの?優しいの?
「うちは○○駅から歩いて3分ぐらいの所。」私の家と彼の家は電車だと20分ぐらいの距離だった。
私と彼は翌週の土曜日に会う約束をした。(※ちなみにこの日は金曜日)
彼が待ち合わせの時間と場所を決めた。私の家の最寄り駅の前は人が多いので、駅近くのちょっと外れた裏通りに迎えに来てくれることになった。
この後は、時間いっぱいまで取り留めの無い話をして笑っていた。
もう来週の土曜まで仕事なんかしたくない、そんな気分だった。
-28へ続く-
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そうですね、コメントの方が過激だと思います。
私と彼の恋愛話は、何をどこまでさらせばいいのか戸惑いながら進めています。
記事を更新したのは27までですが、現段階で30まで記事を書いてあります。その中でやっと18禁の過激な表現が少しだけ出てきます。
自分のことなので非常に恥ずかしいですが(;^_^)
最近のソープ事情には驚きです。
個人的には、世の中がどんな風に変わっていこうとも、ソープだけはぶれずに『THEソープ道』を貫いてほしかったです。
なんと言いますか、お客さん集めの媚びみたいな路線変更や妥協は悲しいです。
チャラいことは、キャバ嬢とか、私達ヘルスやイメクラなどの風俗嬢に任せておけばいいのになー、って思います。
○○ー○ ○○×○×の○○○○ーちゃん、見ましたよ!
綺麗で可愛いらしい女のコですね。
○○○○○ー○ごっこはよくわかりませんが、うーん…イメクラの進化系みたいで興味はあります。
レポートいろいろお忙しいと思いますが頑張って下さい!
とても楽しみにしていますが、私の方はどんなに遅くなっても構いません。
○○○○ーちゃん、彼、最後に私で大丈夫です(^ ^)