「所詮風俗だし人に言える仕事じゃないんだけど、私は誰からも指一本触れられないし、私が誰かに触れることもないの。ちょっとマニアックだけどね。」「そんなのがあるの?」「うん。うまく言えないんだけど、とにかく体はね…、」「わかったよ。どうもありがとう。」どんな仕事かはわからないにしても、私が言いたいことはわかってくれたみたいだった。
「場所はどの辺?」「○○よ。」「あー、なんかわかる。マニアックな奴ら多そう。」「おもいっきりビジネス街だけど。」「だからだよ(笑)」しばらくすると彼はクーラーボックスから缶ビールを2本取り出した。
「体は大事にしてほしいよ。」「うん。わかってる。」「よっしゃ、じゃあまた乾杯!」「ちあーっす。」ビールを飲みながら海を眺めたり星を眺めたり。
それから私はうろうろしたり大きな声で叫んでみたりお菓子を食べたり、酔っ払いながら頭を空っぽにして楽しい時間を過ごした。
「なぁ、こっち来てー。」彼が私を呼んだ。
私が彼の所に戻り毛布の上に座ると、彼は私の膝に薄手の毛布を掛けた。
「はるかちゃんの自由時間はもう終わり!」「なんでよぉ。」「もういっぱい遊んだからね。」それから二人でくっついて暗い海を眺めていた。
-111へ続く-
- 関連記事
-
さすが、遊び慣れていらっしゃいますね☆
良いスタンスだと思います。
エロいのは皆そうだと思いますが、変態…なんですか?(笑)