彼は私の頬に触れ、指で唇をなぞった。
「はるかちゃん。」「……。」「脱がせていい?」
彼はそう言った次の瞬間、キスで私の口を塞いでワンピースをたくし上げた。
私の胸を揉み、腿の内側を触り、大事な所に触れ、それから腰まで下りていた私のワンピースを一気にずりおろした。
そして顔を離し、私の目をじっと見た。
「意地悪…」彼は首筋にキスしたり胸を舐めたりしながら下着の中に手を入れた。
好きな人にそこまでされたら私の方が我慢できなくなる。
「止まらなくなるよ。」「止める気はないよ。」私はすべて脱がされ彼に全身を愛撫された。
私が彼のベルトに手をかけると彼はベルトを外し、自分も全部脱いだ。
そして裸で抱き合いお互いの体を心行くまで愛撫し合うと、彼はゆっくりと私の中に入ってきた。
彼は焦らしながら味わうかのようにゆっくりと体を動かした。
目を閉じると自分の中に彼の存在をいっぱいに感じる。
目を開けるとそこに彼がいて、彼の後ろには綺麗な星空が広がっていた。
彼を抱き寄せると耳元に息づかいを感じ、見つめ合うと彼への愛しさが込み上げてくる。
愛し合っている実感がわくと心も体もどこまでも気持ち良くなれた。
私がもっと欲しくて彼にしがみつくと、彼はそれに応えるように激しくしてくれた。
真夜中の海。月明かりの中、誰もいない砂浜で
私と彼はそんなふうに抱き合った。
-113へ続く-
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うーん…でも記事は過去のことですからね。昨日エッチしたわけじゃないし(笑)
イクとかイカないとかそれは結果として後からついてくるもので、少なくとも私にとってはそれは目的ではないですし、記事の中の彼もそれに関しては私と同じ考え方です。
お互いイケたらそれはもちろんいいけれど、まぁそういうことは気になりません♪