帰宅した私はすぐに夕食の準備に取りかかった。
気分的にはすぐにでも彼に話したかったが、仕事で疲れてお腹を空かせている彼には、まずはご飯が先だ。
「ユウくん、後で話したいことがあるんだけど。」「いいよ。俺も話がある。」なんか嫌だな『話がある』って。
私は前向きな話だけど、彼の話は何だろう。
食事を終えて、私達はリビングのソファに座った。
私の気持ちはハッキリしているけれど、それを伝える言葉がわからない。
『やっぱりお金ちょうだい』じゃ変だし、一度断った好意に甘えるって意外と難しい。なんて言おうか困った。
「ユウくん、この前はごめんね。私あんな断り方したけど、もしユウくんの気持ちが今も変わってないなら、やっぱりユウくんに助けてもらいたいの。」「…マジで?」「うん。」「あの金を返済に充てて仕事辞めるってこと?」「うん。でも完済は無理だから仕事はすぐには辞められないけど。」彼は表情を変えずに黙ったまま、何か考えているようだった。
「でもなんで急に気が変わったの?逆に怖いんだけど…何かあるの?」「何もないよ。いろいろ考えて、それが一番いいって気付いたから。」「ふーん。ちょっと待ってて。」そう言って、彼は仕事部屋に行った。
てゆーか、いちいち例のセット持って来なくていいんだけど(汗)
「本当に受け取ってくれるの?いいの?」「いいもなにも…。私の方こそ、こんなにしてくれてありがとう。」「もう。なんだよー(笑)」彼は安心したのか急に笑顔になった。
私は複雑な気分。
とにかく、彼の嬉しそうな顔は久しぶりに見た。
-137へ続く-
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それ以前に彼女は性依存症のような気もします。風俗を辞めたと言っても、彼女の中では何も変わっていないような印象を受けました。
実際、店を転々と変わる女のコはとても多いです。
新人の女のコが入ってきてくれないと、店の中もサイトの中身もマンネリ化してしまうので、女の子の出入りはある程度あった方が店が活性化されお客様も飽きないので良いと思います。
いくら新人は優遇されるといっても、元々指名客を掴んでいる先輩風俗嬢達には勝てないです…と言うのは私の経験上思うことですが、考え方はいろいろなんでしょうネ。
なるほど。マットは胸の大きいコの方がいいですね☆
ホテヘルやデリヘルはローションを使わない所もあるんですか?ローションがないと素股もパイズリもできない(というか出来ても痛い)と思うのですが…。
ちなみに、私の経験ではローションを使わないのはオナクラ(そもそも抜かない店)だけでした。